面接対策

就職活動の様々な活動の中で、内定獲得に直結するものが『面接』になります。
今までの、エントリーシートや筆記試験での選考は、すべてこの『面接』に進むためと言っても過言ではありません。その上、年々人物評価のウェイトが高くなっており、面接の重要度も高くなってきています。
つまり 『面接が内定に直結する』 ということなのです。
面接と一口に言っても、様々なスタイルの面接があり、それぞれの目的に沿った面接が実施されています。まずは、面接のポイントについてしっかりと理解しましょう!

1.面接突破のための9つのポイント
①第一印象が大切
人は見た目で9割決まる!
そういう話を聞いたことがあるかもしれません。
それは、メラビアンの法則からきていると思われます。
コミュニケーションには下記3つの要素があります。

● 言葉・話の内容・・・・・7%
● 声のトーン・口調・・・・38%
● 身振り・手振り(ボディランゲージ)・・・・55%

このような割合で判断されると言われています。
しかも、わずか10秒以内で…。 そのため、面接官とのファーストコンタクトはとても重要です。 あいさつ・発声・マナー・身だしなみなどでも、面接官に判断されているという意識を持って しっかりと対策を練って下さい。

第一印象につながるファーストコンタクトのポイント

・入室時のノックは3回
・あいさつははっきりと大きな声で
・あいさつ時などに、おじぎをする際は言葉と動作を分ける(※言葉の後に動作を行なう)
・相手の目を見て話すように
・自然な笑顔で話せているか?
・ネクタイ・襟は曲がっていないかどうか?
・メイクは濃すぎないか?
・靴は磨いてあるか(※足元を見られると言い、身だしなみにおいてとても重要です)
・スーツはシワだらけになっていないか?などです。


②話すのではなく 『伝える』

面接官の質問に対して、自分の意見を単純に話すだけでは(覚えてきたものを棒読みする)相手に何も伝わってはいません。
話すだけでは、相手の印象には残りません。
「~に力を入れました」これが本当に自分の意志で行なったものであれば、その内容やエピソードに対して、言葉のイントネーションや身振り・手振り、苦労した時の表現など自分自身のすべてを使って
相手に「伝えよう」とするはずです。
そのことこそが、相手の印象に残るものになり得るということなのです。事前に準備できる質問などは、丸暗記したものをそのまま話すことが多くなってしまいます。
ですから単純に暗記するのではなく、しっかりとその背景をイメージして相手に「伝わる」面接を行なって下さい。
「伝えよう」という想いがある言葉は、必ず相手に伝わります!!
相手に伝わる面接を行ない、面接を突破して下さい。

③感動を引き出す
ここで用いる「感動」とは、涙を流したり震えを覚えるなどというものではなく
相手の「心を動かす」という意味で使用しています。
みなさんが強く心を動かされる=印象に残るということにも
この2つのパターンがあります。
1.承認・納得
面接官に伝えた内容に対して、面接官も同じような経験を持っている! 同じような考えを持っている!と思う内容の場合、そのことに対して、承認・納得(そうだよね。そうそう。)が生まれます。
そのことで、心が動かされる=相手の印象に残るということが生まれます。
2.予測を超える
私たちが一般的に「感動」という言葉を使う場合に一番多いものです。
一般的な情報や通常の経験として持っているものを超越することで、そこに心が動かされる=感動というものが起こります。
例えば、100kmのマラソンを行なうとします。それをマラソンランナーが普通に走ったところで感動は生まれにくいと思います。
しかし、70歳の人が走ったらどうでしょうか?
私たちは、100kmマラソン=辛い・過酷 というイメージを持つことでしょう。そこに70歳の人が走ると
聞くと、勝手に無理だ!とか完走できるはずがない!という予測を立てます。しかしこの予測に反して、
ふらふらになりながら完走する姿を見ると「大きな感動」が生まれるということです。
これを面接に置き換えると、みなさんが話す内容・エピソードが面接官の予測を超えることができれば、
強く心が動かされる=感動=印象に残ることになるということです。
これらの内容を理解して、相手に感動を与える面接を心掛けて下さい。

④.結論から先に話す
当り前のように言われていますが、これにはしっかりとした理由があります。
「何故、結論から話す必要があるのか?」

そのため最初に何を話すかを判断し、そして自分自身の中に持っている情報を探しそれをイメージします。 その上で、どういう内容であれば自分ではOKと感じるのか?

つまり、自分の中での合格のストーリー(感情)を持ちながら話を聞いているのです。

しかし、結論=何について話をするのか!が明確になっていないと、自分の持っている情報と照らし合わせる=イメージすることができません。

そのため、相手の話が全く頭に入ってこなかったり、最後に結論があると、自分の中での経験と照らし合わせる=イメージすることができないため、全く話を理解できません。
更に、前半の部分で何についての話をしているのかを考えながら聞いているため、話の内容が伝わらない
ばかりか、非常にストレスを感じる面接になってしまいます。これらのメカニズムをしっかりと理解した上で、
必ず「結論から先に話す」ことを実践して下さい。

⑤.面接はスピーチコンテストではない
面接はスピーチコンテストではない!これには2つの側面があります。
1つ目は、「自分が主役と思い、話しすぎない」事、
2つ目は、「うまく話せたかどうかは関係ない」事です。
1.自分が主役と思い、話し過ぎない
面接というものは「受験者と面接官のコミュニケーション」の場になります。
つまり、お互いが主役でもあるということです。
しかし、実際は自分の話したいことを、自分のペースで長々と話し続ける人を多く見かけます。こちらが不満な表情を見せているのにもかかわらず…。
この場合の面接は正直、苦痛以外の何ものでもありません。
一方的に話を聞くことがどれだけ苦痛なのかは、みなさんも十分に理解していると思います。面接はスピーチコンテストでも青年の主張でもありません。
「大人のコミュニケーションの場」であるという事を、しっかり理解して下さい。
2.うまく話せたかどうかは関係ない
面接を行なっているとよく、噛んでしまったから・言葉に詰まってしまったから、すぐに答えることができなかったから・・・・
などと言って落ち込み、表情が曇っていく人たちを多く見かけます。
面接官の立場から言わせてもらえば、うまく話せたかどうかは合格の基準ではありません。
前述した通り、「面接はコミュニケーションの場」なのです。
噛んだり、言葉に詰まってしまったら、「もう一度お願いします。」
すぐに答えが出なかったら、「少し考える時間をいただけませんか?」
知らないことがあれば、「申し訳ございません。わかりません。これから勉強していきます。」と、面接官に対してしっかりと対応すれば全く問題ありません。
(全くの基礎知識を知らないというのは問題ですが・・・)

ですから、自分自身の現状をしっかりと相手に伝えるコミュニケーションを行なうことができれば
うまく話せたかどうかは関係ないということです。
これと関連するものとして、よく面接の良し悪しを自分で判断する人を多く見かけます。
特に、集団面接やグループディスカッションの場合に多く、隣の人は自分の答えより良かったとか。
討論をリードした人は凄いとか・・・・・ 社会人としての採用基準は学生のみなさんが考える程、単純ではありません。また、企業によっても採用基準には大きな差があります。

合格・不合格を決めるのは学生のみなさんではありません。企業側が決めることなのです。
根拠のないことで一喜一憂するのではなく、今という瞬間を大切に自分のできることに集中して下さい。

⑥.聴く(聞く)姿勢は大切
面接というと、自分自身のことを面接官に話すというイメージが強いと思いますが、この「聴く」ということは、非常に重要になります。
聞くのではなく「聴く」。自分の耳と目と心を使って、つまり自分自身のあらゆる感覚をONにして人の話を聴くということです。
特に集団面接やグループディスカッションなど、多くの人の意見が出るような場面では、特に「聴く姿勢」が問われます。
人が話をしている時に、全く話を聴かず常に自分が何を話そうか!を考えている人は見ているだけですぐにわかります。
コミュニケーションにおいて、この「聴く」ということは非常に重要な要素であるため、どの面接に対してもこの「聴く」ということを頭において臨むようにして下さい。
⑦.「反応」ではなく『対応』する
面接の中で、学生のみなさんが不安・恐怖に感じているものの一つに「圧迫面接」があると思います。圧迫面接とは面接官が高圧的な態度で面接を行ない、学生の様々な反応を見るものです。正直初めて圧迫面接を受けた際には、びびってしまう人も多いと思います。
(圧迫面接の目的としてはストレス耐性を見ることや、追い込まれてからの本当の能力を見るというものがあります。)

どんなに厳しい状況でも自分を見失わず「対応」することが必要です。
ここでのポイントとしては、一つ一つの面接官の口調・態度に「反応」しないことです。
反応してしまうことで萎縮してしまったり、凹んでしまっては、面接官の思うツボです。 面接で行なうということは、面接官も圧迫面接を演じているということです。
ですから萎縮するのではなく、その質問や態度の本質を見極め冷静に「対応」することが大切です。
感情的になっている人に対して、感情的になっても何ら解決に至りません。接客業のアルバイトなどを
している人には十分おわかりのはずです。感情的・高圧的になっていても、そのポイントは一つしかないはずです。その部分をしっかりと見極め「対応」することを心掛けて下さい。
知らない事は悪いことではない!
圧迫面接以外でも面接時に自分の知らないことを質問され、とっさに知ったかぶりをしてしまう人もいるでしょう!! 知らない=マイナス要素と考えて「反応」し、嘘をつくことで、後で大きなダメージを受けてしまうこともあります。これも同様、「知らないことは知らない」と冷静に「対応」し、今後の自分の課題として伝えるようにしましょう。

⑧緊張をコントロールする(面接を楽しもう!)
面接と聞くと、緊張してしまうという学生もとても多いと思います。実際に全く緊張していないという人は、いないと思います。しかし、この緊張をどう扱うかによって面接の結果が全く違ったものになるということです。
大切なポイントをお伝えします。よく「緊張しないようにするには、どうしたらいいですか?」という質問を受けます。その際に、今のままなら120%緊張するよ!そう答えます。何故でしょうか?

例えば、「ライオンを想像しないで下さい。」と言われると最初に浮かぶのはライオンですよね…。
つまり、緊張しないようにと考えているだけで「緊張」という言葉に焦点が当たり、過去に緊張して失敗したことなどが自然に思い出されるということです。

では、どうしたらいいのでしょうか?
それは、「いつも通りに話すためには何が必要ですか?」という質問に変えるということです。
そうすることで、自分の課題を知ることができます。また、「面接=辛い・苦手」というように「不快・苦痛」の
ジャンルに入れてしまうと、体が自然と拒否反応を示し(発汗・ドキドキ・声がうわずる)などの症状をもたらします。そのため、「面接=楽しい・得意」という「快・快楽」のジャンルに入れることで、
スムーズに面接に臨むことができます。

自分に自信を持って面接に望むことができるように、事前に模擬面接などで対策も行なって下さい。
面接は辛いものではなく、しっかりと対策を行なえば、十分に楽しいものにすることができます。
⑨面接が終ったら
面接が終わったら、面接での質問や自分の回答などをしっかりメモして下さい。できれば終了後、早い時間に忘れないうちにメモをすることをオススメします。
どうしてメモが必要なのでしょうか?
数回に及ぶ面接の場合は、一貫性が必要
一次、二次、三次と面接が進んでいくにつれて、面接官も変わっていくことになります。最終の役員面接までに、多い時には5回以上の面接を行なうというケースもあります。次のステップの面接官へと引き継ぎを行なう際には、必ず面接シートの引き継ぎも行なわれます。その際に、みなさんが回答した内容も細かく記録されていることになります。次のステップの面接に進んだ際に、前回自分が話した内容と違った回答を
していては一貫性のない人物だと思われてしまいます。
そうならない様に必ず面接内容についてのメモを残すようにして下さい。
※面接が終わったら必ず24時間以内にお礼のメールを送るようにして下さい。
※OB訪問や説明会などでも同じように、お礼のメールを送るように心掛けて下さい

2.面接の種類別対応方法
①個人面接
集団面接・グループディスカッションなどの面接を通過すると、個人面接が行なわれます。
採用担当者も人事部の部長クラスや、役員などが行なうことも多くなり、採用に直結した面接となります。
個人面接の形式

個人面接をする目的
企業が求める人材と合っているかどうかを、経験値の高い人などを通してじっくりと判断するために行なわれます。
短期的な視点よりも長期的な視点で行なわれる場合も多く、企業にとっての財産になるべく人材を見つけることを目的としていると言ってもいいでしょう。
個人面接の重要なポイント

今までエントリーシートなどに書いてきたことや、集団面接などで話したことの確認にもなります。
一貫性のある内容を自信を持って伝えて下さい。

役員クラスの面接の場合、短期的な視点というより長期的な視点での質問も多くなります。
「10年後どんな自分になっていたいか?」「会社のために何をしようと思うのか?」
「仕事を通してどうやって社会貢献しようと思うか?」など自分の5年、10年後についてもしっかりと
話せるようにしておいて下さい。

最終面接にもなるとかなり緊張することも予想されます。しかし、緊張していながらも相手の質問に対して
単純に「答える」だけでなく「伝える」ことが大切になってきます。
自分の想いをしっかりと面接官に対して「伝えること」これをしっかりと頭において下さい。

自分がどれだけ「知識」を持っているかどうかよりも、その知識を最大限に活かすための「知恵」を持っているかどうかが大切になります。「知恵」とは、自分の経験などと照らし合わせて、自分なりのオリジナルのものを見つけることだと思います。もちろん予測できない質問をされることも多いと思います。
自分の持っている知識を活かしつつ、自分の知識・経験と照らし合わせて「最高の知恵」として表現して下さい。

②集団面接
面接においてまず一番最初に行なわれるのがこの「集団面接」になります。一次面接に多く使われます。
集団面接の形式

集団面接をする目的
企業側としては、一度に多くの学生を見ることができるため、書類審査を通過した人物の絞り込みを行なうために使われる場合が多くなっています。
集団面接の重要なポイント

履歴書やエントリシートの内容から質問されます。書いてあることと違うことを言ってしまわぬように、
気をつけましょう。

面接という形式での企業側とのファーストコンタクトにもなるため入室・退室、おじぎ、身だしなみなどの
ビジネスマナーから発声、言葉遣いなどをチェックされます。必ず一通りの流れを模擬面接やビジネスマナー集などでチェックしてから面接に望んで下さい。

受験生一人当たりの持ち時間が短くなるため、事前にエントリーシートに記入した内容(自己PR・志望動機・学生時代に力を入れたこと)など簡潔に話すことができるように(一言・100字・200字など)準備しておいて下さい。
また、面接官からの質問に対しても要点のわかりやすい様に簡潔にまとめて1分以内に話すようにして下さい。

集団面接を行なう上では、面接官と受験者全員にて一つの集団面接を形成しています。
面接官の質問に対しても、質問した面接官だけに答えるのではなく質問していない面接官にも気配り・目配りを行なって下さい。

他の受験者が発言している際にも自分の順番のことばかりを考えるのではなく必ず興味を持って聴く
ようにして下さい。聴く姿勢もしっかりとチェックされていることを忘れないで下さい。

面接官の質問は、必ず席の順番通りとは限りません。どの順番でも答えられるように心掛けて
おいて下さい。

「最近気になったニュースは?」などの質問に対して、他の受験者と意見が重なる場合があります。
その場合に慌てて意見を変える必要はありません。同じ意見でもそれぞれの着眼点は異なるはずです。
自信を持って自分の意見を述べて下さい。

③グループディスカッション(GD)=集団討論
グループディスカッションには様々なパターンがありますが、ここでは代表的な2つのパターンについてご紹介します。状況に応じて参考にしてみて下さい。
1.グループディスカッション
グループディスカッションの形式

グループディスカッションをする目的
集団面接をクリアすると(いきなり一次試験の場合もあり)このグループディスカッションが行われます。
グループを形成し一つのテーマに対して決められた時間内で結論を出すというものです。
グループ全体の中での個人の役割や他者との関係性などを判断します。
グループディスカッションの大切なポイント

グループディスカッションを行なう際に必ず役割分担を行なうようにします。
(司会、タイムキーパー、書記、発表者 など)

決められた時間内でのゴール地点を明確にし、そこから逆算しながら討論を進めていくようにして下さい。

司会者になった人物の評価が高いと思われがちですが、決してそうではありません!
司会者の一人よがりな進め方によっては、かえってマイナス評価になってしまうことを覚えておいて下さい。

面接官は討論中の様々な部分のチェックを行なっています。(話している時の、声のトーンやしぐさ、人の話を聞く態度・姿勢など)そのため、討論中は細かな部分にも配慮を行なって下さい。

司会者が全体をリードしていくことになりますが、自分の考える方向へと誘導していくケースが目立ちます。司会者として自分の意見・考えを押しつけるのではなく、一人一人の考え方・個性を引き出しつつ結論へ導くことこそが最大の役割であるということを認識して下さい。

意外にポイントの高いものは多くの意見を聞き、それをまとめた上で自分の意見を述べるということです。
これを行なうことで意見を整理することができ、結論に向けての方向性も明確にすることができます。

発言に説得力があるかどうか!も大きなポイントになります。感覚的に話すのではなく、しっかりとした根拠を持った上で論理的に発言を行ない、まとめていくことが必要となります。

話に熱が入りすぎて路線を外れてしまう人、感情的な態度・発言を行なうことは大きなマイナス要素に
なってしまいます。自分自身を客観的に見ることができる目を持ち冷静に討論に参加して下さい。

グループディスカッションでは、ゴール地点を明確にし一人一人が与えられた役割をこなすと共に、
全員で協力して結論を出すことが求められています。このことを頭に入れて、グループディスカッションを行なって下さい。

討論において意見が分かれることもしばしば起こります。
その場合の対処方法にもいくつかのパターンが見られます。

リーダと思われる人が討論をリードし結論づける。(半ば強引に仕切る)

反対意見を持っている人の意見を変えるように促す。

多数決で決める。

「1」 と「3」は面接官の評価は低くなります。結論が出たものの不満を持つ人がいたり、結論が説得力のないものであっては討論の意味がなくなってしまうからです。
「2」 と「3」は面接官の評価は低くなります。結論が出たものの不満を持つ人がいたり、結論が説得力のないものであっては討論の意味がなくなってしまうからです。
反面「2」は、異なった意見に対しての具体的な論点を示し、それを考えてもらうようにします。その結果「反対意見を持った人の意志」で意見を変えてもらうということがポイントです。最終的に一つの意見にする際も、必ず一人一人が納得した上で行なうということです。
2.ディベート
グループディスカッションの形態の一つ1つのテーマについて受験生を賛成派・反対派のグループに分けてそれぞれのグループの意見について討論する形式のものです。
どちらの意見が正しいかどうかを見るものではありません。
ディベートの形式

ディベートをする目的
その場で与えられたテーマに対して、自分の持っている経験・知識を踏まえて発言できるかどうかを判断するため、また相手に対しての柔軟な対応力なども見られています。
ディベートの大切なポイント

ディベートを行なうとどうしても感情的になる人が出てきます。また、反対側の意見の批判に終始してしまうケースも多く見られます。どちらかの意見にまとめることを目的にするのではなく、
自分の考えと意見を照らし合わせて発言するようにして下さい。

役割分担を行なった上で、話し合うべき論点を明確にして下さい。その上で、お互いの意見を話し合うようにして下さい。

ある程度意見を交換していくと、論点が絞り込まれてきます。その上で自分の持つ様々な情報と論点を照らし合わせ、切り口を明確にすることが必要です。

切り口が明確になった上で自分と反対意見の要素を一度受け入れてみて下さい。反対意見を受け入れることで見えてくるものがあると思います。それをいかに相手に論理的に説明することができるかどうかがポイントになります。

ディベートは勝ち負けではありません。相手と対立するのではなく、相手の意見も尊重し、思いやりの気持ちを持って意見交換を行い、自分の意見を述べることができるかこれが一番のポイントになります。
その他、グループディスカッションに作業が加わったタイプのもの(グループワーク形式)や物事の
優先順位を決める(インバスケット)のようなタイプの討論などもあります。
【面接のマナー】
1.入室前の面接マナーとポイント

2.入室時の面接マナー
・ドアの前に直立姿勢で立つ
・ノックを3回し、面接官の「お入りください」の反応を確認する。
・失礼致します!と言ってからドアを開けて、一歩入室する。 ドアを丁寧に静かに閉める。
・面接官に向かってしっかり直立姿勢を取る。その後、30度のお辞儀をしっかりする。
・お辞儀を終え、しっかり直立姿勢に戻った後、椅子に向かって歩く。
・椅子の横に立ち「○○○○です。よろしくお願い致します。」と名乗って30度のお辞儀をする。
・面接官から「おかけください」と言われてから、「ありがとうございます」と返し、着席する。
・背もたれを使わずに、良い姿勢を維持する。

※コートなどの上着を着ている場合は、会場の入口前で必ず脱いで、手に持って会場に入って下さい。

3.退室時の面接マナー
・面接官から「面接は以上です」と言葉を受けて、素早く立ち上がる。
・「ありがとうございました」とお礼を言い、30度 のお辞儀を行う。
・ドアへ姿勢をよくして歩く。
・ドア前で振り返り、しっかり面接官に向かって直立姿勢し 45度 のお辞儀。
・「本日は誠にありがとうございました。よろしくお願い致します。」と言う。
・ドアを開け、1歩外に出て、 丁寧 にドアを閉める。
※退出後、すぐに声など出さない。携帯もすぐ出さない。タバコなどももちろん会場で吸わない。

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